ワンちゃんが笑顔で立ち寄りたくなるような、心地よいサロンを目指して。
2020/07/01
お客様のご紹介ブログは、Facebookとアメブロに掲載いたします
2020/01/08
本日は開店いたします※時間短縮の可能性あり
2020/01/07
本日、店主体調不良のため午前中のみの営業とさせていただきます
TOP > ドッグサロン ぽちぽち 日記 > ワクチンのお話…その2…
先ほどのブログの続きです(*^_^*)
混合ワクチンについて…皆様はどれくらいの知識をお持ちでしょうか?
インターネットが便利になった今なのでgoogleで検索していただければ、
混合ワクチンについてのあらゆる情報が手に入ります。
ワクチンの接種の意義は…
「自分が病気に感染しないことにより、自分が感染源にならない」ということです。
これは犬もヒトも一緒です。
インフルエンザの予防接種と同じ考えですね。
打って感染源にならないようにすること、もし感染したとしても重症化を防ぐこと。
ワンちゃんの混合ワクチンも同じこと、と考えてください。
当店は狂犬病ワクチンと共に、混合ワクチン未接種のワンちゃんの美容はご遠慮しております。
「持ち込ませない、感染させない」を基本に、ご来店いただけるお客様に安心していだけるようにとの考え方です。
また、狂犬病ワクチンと共に、ワンちゃんに受けていただきたい理由の一番が…
人獣感染病(ズーノーシス)の存在。
混合ワクチンの中で唯一のズーノーシス、レプトスピラ。
三つの型があるのですが、重症型にかかってしまうと最大で50%の致死率です。
腎障害、黄疸を起こします。
感染源はドブネズミの排泄物に汚染された土や水に触れることで感染し、その犬と触れ合うことでヒトが感染します。
お散歩で外を歩く事がないワンちゃんでも、感染リスクは変わりません。
私たちヒトが外を歩いた靴で玄関に入り、靴の裏についた土などから病原菌を持って帰ります。
よくお問い合わせの際に、
「うちの子散歩しないから、外に出ないから」
とおっしゃる方がおられますが、
獣医さん曰く、
「犬が外を歩かなくても、ヒトが持って帰ってくる」
…だそうです(^_^;)
「トリミングサロンだって、外を歩いている犬がテーブルやケージに触れるでしょう?
鼻水、ヨダレ、確実に外部と接触していることになるでしょう?」
…確かに。
風邪と同じで、飛沫感染、経口感染、空気感染、感染ルートは無数にあり、
ワクチン接種せずにお散歩に出たり、他の犬と遊んで今まで無事でこれたとしても、それは偶然だそうです。
かかってしまえば重症化する。
地面に落ちた他の犬の尿や糞でも感染する病気もあり、
その他予防できる感染症も怖いものばかり(ジステンパーなんて「治らない」という言葉が語源になった病気ですし)。
ヒトと近い場所で生活する以上、共通の病気をはじめとしたたくさんの病気を防げるに越したことはないのです。
狂犬病と同じく、体の小さい乳幼児や抵抗力の落ちたお年寄りがより危険にさらされます。
また、他犬やトリマーを噛んでしまった場合、補償問題になった時に、社会的、刑事的に圧倒的に不利になるのも事実です。
大切なワンちゃんが原因で、ご家族が病気になることほど悲しいことはありません。
そして、防げるはずの病で、ワンちゃんをなくすこと…
それ以上に悲しいことはありません。
母犬から離れた瞬間から、ワンちゃんを病気から守ってあげられるのは飼い主様しかいません。
混合ワクチンは任意での接種ですが、できる限り当店ではご利用までにワクチン接種をお願いしいたします。
※年齢、持病などで接種できない場合のトリミングご希望のお客様は、
あらゆる感染症リスクをご理解いただいた上で、同意書をご記入いただいての美容となります。
※健康上なんら問題がなく、飼い主様側のご都合での未接種の場合、美容をご遠慮させていただきます。