ドッグサロン　ぽちぽち | 日記 | 本日のお客様♪

こんばんは！
オーナーの田畑彩織です(*^▽^*)

本日諸事情により午後だけ開店いたしました。ので簡単に参ります。

本日のお客様のご紹介。



トイプードルの奈奈ちゃん(*^▽^*)

いつもご利用ありがとうございます！
今回もシャンプーカットのご注文でした。

基本物静かでおとなしい彼女。
それはテーブルに乗っても変わらず、
私がしたいことをそのままさせてくれるような寛大な心の持ち主です(*^ω^*)
滞りなく作業を終えて、細部の見直しをし、もつれも取り残しがないようクシでチェックをし…
きれいにおかえしすることができました。
いつも頑張ってくれてありがとう！
また「奈奈ちゃんに」会える日が来たらいいなあ…。


以下、私個人の気持ちです
何を勝手なことばかり！とご不快に思われる方がおられるかもしれません。
ご迷惑をおかけするのは重々承知しておりますが、言わずにはおれない気持ちもあることをご理解いただいた上で読み進めていただきますようお願いいたします…

ご不快に思われた方、申し訳ございません。
これも私の弱さです…
























本日諸事情あって午後だけ開店いたしました。
本当に諸事情で…頑張ってみたのですが、いろいろなことに傷つく日でした。

早くカットほしい！と何度も言われておりました。
出来るだけ早く、早くと。
ですが私の病気に関する通院や、それにかかる時間が不透明のため出来るかわからないとけれど、出来るだけ善処するとお伝えして…。
その後、お店がお休みの最中にも何度もお電話でご連絡をいただきました。
早くしてほしい、
早くしてほしい、
早くできないか、
いつがいけるか、
いけると言われたこの日よりもっと早くできないか…

再三のご連絡に辟易する瞬間もありましたが、お客様あっての店なのだ！と自分を叱咤し…
再三のお電話をお受けした後に、諸事情をご説明して１８日トリミングすることを決定しました。
その決定をお伝えして、
やはり私の予定していた通院時間によっては時間が左右することなどをお話している会話の最中、
「あなたの事情など知らない、
聞く必要もないでしょ？！！
とりあえず早くやってくれるのね？！」
…と言われました。


がんばろうと、なんとか早くキレイにしてあげようと、思っていました。
だから、休みの日に少しでも店を開けようと決断した。
それは私だけの気持ち、
私の中に秘めて、
誰のものでもない。
私が何とかしてあげたいと思った、
お客様には関係ないのだ、と思いながら…


お忙しい時にご連絡したのもタイミングが悪かったのでしょうか
ギリギリの決定だったのも申し訳ない。

でも…

なんとかしてほしい。という要望を叶えようと、頑張ろうと思っていた私の気持ちをおおいに挫きました。
なんで、たかがそんな言葉で傷つくかなあと思われそうですが…
やはりあの言葉には、
お客様が相手を傷つける意図がなかったとしても、受け取る側の私を大いに傷つける力がありました。
少なくとも、頑張ろうと思っていた私にはショックを与えたものでした…
そして美容後、お返しする際のお支払いに関して、
前回美容からかなり期間があいていてもつれがあったため、追加込みでのお代を提示した際…プラス500円でとお伝えすると高すぎる！！とのこと。

お家でお手入れされていて、背中はたしかにもつれてませんでした。
でも足と前胸がもつれていました。
取るのに時間がかかりました。
おそらく全て完璧にできていると思っておられたようですが、見るからにもつれがありました。
だからお代をいただきました。
でも…。

「これから考えないといけないね！！」

その一言を残して帰られました。


…なにを考えないといけないのですか？
私の店の料金を下げろ、と？
私の対応を？
当店の料金形態、法外でしょうか…？
正当な作業代としていただきたいものも、いただくことが悪、ですか？
私は何のためにトリミングしているかわからなくなります。

サービスでできることには限界があります。
トリミングは慈善事業ではありません。
私が保護団体等でボランティア活動しない限り、お仕事の対価としていただくお代は正当なものだと考えております。

ワンちゃんに関するものは獣医さんに通うことにしてもトリミングにしても、とりあえずお金がかかります。
生前、我が愛犬も泣きたくなるくらい、たくさん薬代と検査にお金がかかりました。
でも大切だったから、文句を言う以前に払ってきました。

美容代がかかる犬種ならば尚更に、日々必要なものに関して出費が必要。
それを理解しなければ一緒に暮らすことなど不可能です。
対価としてお金を支払うことを拒否すれば、トリミングを受けることはできません。
トリミングの期間をあけて、もつれるのは管理上の問題。
トリミングに出さないのも飼い主様のご選択。
その間にもつれたのは、トリマーのせいではありません。
飼い主様の管理の問題です。
それを激怒一つで料金を安くし、対価を支払わないということはできません。
怒ればなんとかなると思われるとこちらも不快です。
成りは見たまま小さいですが、プライドを持ってトリミングしています。
時間もそれなりにかけています。
至らないこともあろうとは思いますが、できる限りご希望を再現しようと努力しております。

時々思います。
誰かのために頑張る気持ちは私だけのもの。
そんなもの、相手には関係ないし押し付けるつもりもないんです。
感謝してほしいんじゃない。
でも、すべては相手ありきの世界で…
それは動物関係のお仕事に限らず、全てのお仕事に共通していて。
お代を支払う側として言わなければならないことは伝えないといけませんが、
相手にも心があり、今後お付き合いしていく中でも最低限の気遣いは必要であること。
その中で、私は今持てる技術でお支払いいただく分をお返ししていきたい。

私はお客だから、相手は従業員だから。
どちらに優劣があるわけはなく、お互いに尊重して、気遣いがあれば気持ちよくおつきあいしていけるのではないか…

それを押さえつける発言しかしない相手に対すると、
何のために自分は頑張っているのかな、と…思います。

犬が、好きです。
愛犬を亡くした今、今まで以上にそう感じています。
お客様のワンちゃんを触らせてもらうのが嬉しい。
でも…。

好き勝手に言い放たれた言葉が刺さって、抜けない。
…ただそれだけです。
前職場でのことも思い出しましたが…
本当に、人の一言が全てのモチベーションを下げるのだな、と感じた一日でした。